
「クリスマスの花って言うとポインセチアだけど何でなのかな~?」
sakuraです。
クリスマスシーズンになると、街中でポインセチアを見かけることが多くなりますよね。ポインセチアは「クリスマスフラワー」との別名があるくらい、クリスマスには欠かせない花となっています。
でも、何でクリスマスの定番の花になっているのか不思議に思ったことはありませんか?
今回の記事では、ポインセチアがクリスマスの花となった由来を調べてみましたよ。
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***もくじ***
クリスマスにポインセチアが飾られる由来
ポインセチアがクリスマスフラワーになった理由は以下の2つです。
●クリスマスカラーだから
●聖夜という別名があるから
それぞれについて詳しく解説していきますね。
クリスマスカラーとは
ポインセチアは、クリスマスカラーにピッタリだからというのがクリスマスフラワーになった理由の1つです。
ちなみに、クリスマスカラーというのは、「赤×緑×白」の3色を指します。
それぞれの色の意味は以下の通りです。
●赤…キリストの流した血の色
●緑…永遠の命や愛を表す色(常緑樹の色)
●白…純潔を表す色
ポインセチアは葉っぱが赤と緑で、樹液は白です。
まさに3つのクリスマスカラーが揃った、クリスマスにピッタリの植物と言えますね。
聖夜という別名
ポインセチアの原産地であるメキシコでは、ポインセチアは「ノーチェブエナ(NocheBuena)」と呼ばれているからだそうです。
ノーチェブエナ(NocheBuena)はスペイン語で「聖夜」という意味ですね。
なぜ、ポインセチアが聖夜と呼ばれるようになったかというと、17世紀にメキシコに住み着いたフランシスコ修道会が、ポイセンセチアの花を見て、その形から「ベツレヘムの星」をイメージしたのが起源だと言われています。
確かに、ポインセチアの花の形って★(星型)ですよね。
・赤×緑×白のクリスマスカラー
・聖夜という別名
の2つを考えると、確かにポインセチアはクリスマスフラワーとしてピッタリという感じがします。
ポインセチアのマメ知識
ちなみに、ポインセチアという名前は、この花を紹介したメキシコ大使の名前がポイントセットさんだったことに由来しているそうですよ。
初代駐メキシコ米大使であったJ・ポイントセット氏が、1833年に初めてメキシコからアメリカにこの植物を紹介し、その後、ヨーロッパをはじめとして世界中に広まり、クリスマスフラワーをして普及したとのことです。
ポインセチアの花言葉
ポインセチアの花言葉は色によって違いがあります。
【花言葉】
●赤…祝福・聖夜・聖なる願い・私の心は燃えている
●白…慕われる人・あなたの祝福を祈る
●ピンク…純潔・思いやり
赤いポインセチアの花言葉の「祝福・聖夜・聖なる願い」は、まさにクリスマスにピッタリですね。ちなみに、「私の心は燃えている」という花言葉にちなんで、プロポーズの時に使われることもあるそうですよ。
白のポインセチアの花言葉の「慕われる人・あなたの祝福を祈る」というのもクリスマスっぽくて良いですね。大事な人にプレゼントするのも素敵です。
ピンクのポインセチアの花言葉は「純潔・思いやり」という意味があるそうですよ。純潔のイメージは一般的には「白」だけれど、「思いやり」が加わると、やはりピンク色がピッタリですね。
ポインセチアの通販
クリスマスシーズンには、家の玄関や部屋にポインセチアを飾ると華やかで明るい気分になりますよね。
ポインセチアの鉢植えは、ゴージャスな割にはお値段がとてもリーズナブルです。
温度管理と水やりに気をつければ長持ちしてくれるので、家にひとつあると素敵です。
赤・白・ピンク・青のポインセチアを寄せ植えしたものも、カラフルでとても綺麗ですよね。
通販で購入する場合には、「花キューピット」「日比谷花壇」「イイハナドットコム」などの大手サイトがオススメですよ。私は、自宅用でもフラワーギフトでも、上記の3つのサイトのうちのどれかから注文しています。
梱包が綺麗で丁寧だし、配送も早く、新鮮で元気なお花を届けてくれるので安心ですよ♪
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ポインセチアの育て方
店頭に並び始めるのは10~11月頃からです。冬の花のイメージなので、寒さに強い頑丈な植物のイメージですよね。でも、ポインセチアは、熱帯&亜熱帯地域が原産なので、実はとても寒さに弱いです。間違っても、外で野ざらしにすることの無いように注意が必要となります。
温度管理
●日中…窓際に置く・日光に当てる
●夜…部屋の中央に置く
日中は10度以下にならないように気を付けましょう。10度以下になると葉が落ち始め、5度以下になると葉が黄色くなります。落葉しても5度以下にならないようにすれば枯れずに生き続けるそうですよ。
水やり
●4~10月…土の表面が乾いたらたっぷり水やりする
●11~3月…冬場は控えめにする
水をあげる場合には、土が乾いてからで大丈夫です。水温は15~18度が適温で、午前中にするのがポイントです。水やりをした後に、太陽の光を浴びるのがポインセチアにとって良いサイクルなんだそうですよ。
剪定時期
●4月~5月頃
そのまま放置すると、枝から芽が沢山出てきます。全体的なフォルムのバランスを考えて、芽の剪定をすると良いでね。ほとんど葉を切り取っても生育期である夏の期間に成長するので大丈夫です。早めに剪定しないと「芽飛び」(脇芽が出ない症状)を起こすそうなので、夏が来る前に行うのがポイントですよ。
ちなみに、ポインセチアの葉や茎に含まれる白い樹液に含まれる「ホルボールエステル」という成分には、皮膚炎・水疱を引き起こす毒性があります。
樹液が直接手に触れることのないように、剪定は必ず手袋をして行いましょう。
挿し木の時期
●5~7月、9~10月
ポインセチアは挿し木をすると株が増えていきます。
ポインセチアが発芽する温度は20~25℃なので、気温の時期である5~7月、あるいは、9~10月に挿し木をすると良いですね。
ポインセチアの造花
ポインセチアを飾りたいけれど、「温度管理や水やりに自信がない」という場合には、生花ではなく、造花を飾っておくのも良いですね。
通販でアートフラワーの専門店で手に入りますよ。
造花なら放置しておいても枯れる心配がなく、1年中綺麗なままでいてくれるので便利ですね。
生花よりもお安いし、手間もかからないのもポイントが高いです。
ポインセチアのイラスト
クリスマスカードやクリスマスポスターの作成に、ポインセチアのイラスト素材があると便利ですよね。
上記のイラストは「イラストAC」というサイトからDLした画像です。
他にもポインセチアのイラスト例がたくさんあるのでいくつかまとめてみました。
興味のある方は以下の記事へどうぞ。
補足・まとめ・雑感
クリスマスにポインセチアが定番なのは、「赤・緑・白のクリスマスカラー」であることと、「聖夜という別名」があうことが起源となっているとのことでした。
お部屋にあるだけで、クリスマス気分が味わえるのが素敵ですよね。
普段、花や植物に興味がない人でも、クリスマスの時期には1鉢購入してみるのも良いかもしれません。
(関連記事:クリスマスにシュトーレンを食べる理由【意味・由来・起源】)
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