
「冬の時期に身体の芯から温まってヘルシーな飲み物って何かな~?」
sakuraです。
冬は冷え性にはツラい季節です。
冷え切ったカラダをぽっかぽかに温めてくれて、かつ、健康的な飲み物があるといいですよね。
今回の記事では、冬にオススメのあたたかい飲み物をいくつか紹介していきます。
<スポンサーリンク>
***もくじ***
身体を温める飲み物
生姜入りの飲み物
冬の寒さから身体をあたためてくれるものといったら、やはり「生姜」入りの飲み物は外せませんよね。
生姜に含まれる辛味成分のジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンの血管拡張作用によって、血行促進・代謝促進の効果があり、身体が内部からあたたまると言われていますよ。
以下のような飲み物が冬に人気があります。
・生姜湯
・生姜葛湯
・生姜紅茶(ジンジャーティー)
それぞれの作り方は以下の通りです。
生姜湯
すりおろした生姜に、お湯を注ぎ、お好みで蜂蜜なので甘みを付けるだけで簡単にできます。
生姜葛湯
葛湯にしょうがのすりおろしを加えるだけで、簡単に生姜くず湯ができます。
葛湯はとろみがあって冷めにくいので、生姜湯よりもじっくりと身体を温めることができますね。
また、葛は血行を促進し身体を温める効果があるだけでなく、アレンジがしやすいのでイイですよね。
生姜葛湯のほかにも、抹茶を入れて「抹茶葛湯」、梅肉を入れて「梅葛湯」などで楽しめますよ。
生姜紅茶
紅茶に生姜をすりおろしたものや生姜の絞り汁を入れるだけで、ジンジャーティーが出来ます。
生姜系ドリンクの便利アイテム
冷え性が酷い場合には、生姜の辛味成分が凝縮された生姜パウダー入りのドリンクがオススメですよ。
最近、口コミで人気があるのはこの生姜パウダーですね。
健康専門店で販売しているしょうがパウダーで、あたためパワーが通常の生姜の23倍もありますよ!
重度の冷え性の方はトライアルを一度試してみると、冬のツラさが和らぐかもしれません。
シナモン入りの飲み物
シナモンには、生姜と同様に血管拡張作用があります。
血行促進・代謝アップに効果があるので、冷え性の改善に効果が期待出来ると言われていますよ。シナモン(肉桂・桂皮)は、葛根湯などの漢方薬にも含まれていて広く生薬として使われている成分なので安心ですよね。
以下のような飲み物が冬に人気がありますよ。
・シナモンティー
・アップルシナモンティー
それぞれの作り方は以下の通りです。
シナモンティー
紅茶にシナモンパウダーやシナモンスティックを入れるだけで簡単にできます。
アップルシナモンティー
リンゴにお砂糖とシナモンを振りかけて加熱して出来たアップルシナモンエキスを、お好みの紅茶の中にいれるとアップルシナモンティーになります。残ったリンゴ煮もそのまま紅茶の中にいれて楽しむことも出来ますよ。面倒なら、アップルティーのティーバッグにシナモンを混ぜるだけの簡単な方法もあります。
ココア入りの飲み物
ココアに含まれるテオブロミンには、血管拡張作用があります。
血行が促進されるので、体温の持続性が高くなり、冷え性に効果があると言われていますよ。市販の砂糖入りで調整されたものよりも、ピュアココアの方が身体には良いですよ。
ココア系は以下のような飲み物が冬に人気がありますよ。
・ココア
・豆乳ココア
・黒蜜きなこココア
それぞれの作り方は以下の通りです。
ココア
ココアパウダーを牛乳か水でツヤが出るまで良く練り、好みの量の牛乳で煮込みます。好みで少量のバターを加えるとコクが出てさらに美味しくなりますよ。
豆乳ココア
ココアを牛乳ではなく豆乳に変えると、より口当たりがなめらかで味もまろやかになります。豆乳が苦手な人にオススメですよ。たんぱく質も摂れるのでダイエット中の人にもイイですね。
黒豆きなこココア
ココアにきなこや黒豆をブレンドすることで、より保温効果や美容効果がアップしますよ。
きなこの大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをしてくれます。女性に特有の、エストロゲンの減少による自律神経失調症からくる血流障害の緩和に効果があるといわれていますよ。また、黒豆のアントシアニンには血管を拡張し、血流を促進する作用があると言われています。
なので、ココアにきなこと黒豆が入ると冷え性対策ドリンクとしてはかなりの効果が期待出来そうですよね。
発酵食品入りの飲み物
発酵食品の代表的なものというと、酒粕や麹ですね。
酒粕は日本酒の製造過程で発酵したもろみを絞って残った固形物です。麹は、麹菌を米・大豆・麦などに生やして培養したものを言います。
酒粕や麹は以下のような飲み物で摂るのが冬はオススメです。
・酒粕甘酒
・麹甘酒
どちらも豊富なたんぱく質・ビタミン・酵素を含み、身体に必要な栄養素を補い代謝機能を上げる働きがありますよ。
食材として使うだけでなく、冬は温かい飲み物として摂ると美容と健康にとても良いですね。
酒粕の甘酒
酒粕はお酒を醸造した後に残る搾りかすなのでアルコール分がないのが特徴です。
酒粕に含まれる酒粕分解ペプチドには、血流改善効果があるので身体が温まりますよ。
麹の甘酒
麹菌には、人間の身体に必要な酵素が100種類以上含まれています。
またビタミンも豊富なので、新陳代謝のアップと血行促進に役立ちますよ。
麹菌やビタミン類は熱に弱いので、生で摂るのがベストだそうです。
市販の麹甘酒は、発酵を止めるために加熱しているので、出来れば生麹を購入して自家製で作るのが1番効果的だといわれていますよ。
甘酒で人気のあるもの
ただ、忙しいとなかなか自分で手作りするのは大変ですよね。そんな場合には良い商品を購入するのが手軽で便利です。
市販の甘酒で今1番売れているのがコレだそうですよ。
創業150年以上の老舗酒蔵が作る、お米と米麹だけで出来た無添加の麹甘酒です。
ノンアルコール・砂糖不使用だから、小さいお子さんや妊婦さんやダイエット中でも安心しての飲めるのがイイですね。
米由来の天然の甘みと旨味が特徴になっていて、ナチュラルなおいしさで評判です。
麹で出来ているので「飲む点滴」としての効果が高いのも人気の理由ですね。
ヘルシーな飲みもの
冬は積極的に水分を摂らなくなるので、実は夏よりも水分不足になりがちです。
例えば、冬場は入浴時間や湯船に浸かる時間も長くなるので、300~500mlの水分が汗として失われるそうですよ。
なので、入浴前やお風呂上がりには意識的に水分補給をする必要がありますよね。
温かい飲み物で、かつ、ノンカロリーやローカロリーのものがオススメです。
あたたかくヘルシーな飲み物は、健康・美容・ダイエット的な意味でもバッチリですよ。
お茶系の飲み物
以下のような飲み物がありますよ。
・抹茶
・昆布茶
・プーアール茶
・烏龍茶
・マテ茶
・杜仲茶
それぞれの成分の特徴と効果効能は以下の通りです。
抹茶
抹茶に含まれるサポニンには血流を改善する作用があります。
昆布茶
昆布茶には、血液循環を良くする作用があります。また、不足すると冷えの原因となるミネラル(ヨウ素・マグネシウム等)が豊富なことから、冷え性改善に役立つと言われていますよ。
昆布の粘り成分のフコイダン・アルギン酸は水溶性食物繊維なので、便秘解消やむくみ防止効果も期待出来ます。
冷え性改善に加えて、ダイエット目的で昆布茶を飲んでいる女性も多いですよね。
プーアール茶
プーアール茶と言うと、脂肪を分解する力が強いことからダイエットティーのイメージが強いですよね。
でも、それだけではなく、発酵茶なので身体を温める作用があったり、タンニンの血流促進作用によって冷え性を改善する効果が期待できると言われていますよ。冬はホットで飲むと身体の芯から温まります。
烏龍茶
プーアール茶と同様に脂肪の分解力が有名ですね。
でも、烏龍茶も発酵茶のひとつなので身体を温める作用があります。また、カテキンの新陳代謝促進作用と、テアニンのリラックス効果による血行促進作用により、冷え性改善効果が期待できます。ダイエットと冷え性の両方の対策が出来て良いですね。
ただし、空腹時に飲むとカフェインやタンニンで胃腸を荒らすことになるので、いつ飲むかには注意が必要になります。
杜仲茶
杜仲茶は内臓脂肪やコレステロールの分解に役立つゲニポシド酸が含まれることで、ダイエットティーとして人気があります。
それ以外にも、ゲニポシド酸には、血流促進や新陳代謝の促進にも役立っているので、冷え性の改善にも効果が期待出来ると言われていますよ。
マテ茶
マテ茶はビタミン・ミネラルが豊富なので、「飲むサラダ」と呼ばれています。美容茶・健康茶として最近とても人気がありますよね。
マテ茶にはマテインと呼ばれるアルカロイド系の複数の成分が含まれています。その内のテオフィリンという成分には、気管支拡張・血流改善作用があるので冷え性の改善に役立つと言われていますよ。
柑橘系の飲み物
柑橘類はビタミンCを豊富に含むので、風邪やインフルエンザ予防にピッタリです。
飲み物だと以下のようなものがありますよ。
・ホットレモン
・ホット柚子
ホットレモン
レモンに含まれるクエン酸は、新陳代謝のアップに役立つと言われています。また、ポリフェノールの1種であるビタミンPには、血管拡張作用・血流促進作用があるので、冷え性改善に効果が期待出来ると言われていますよ。
ホット柚子
ゆずの皮に含まれるリモネン・ヘスペリジンという成分には、血流改善効果があります。冷えを緩和するのに役立ちますよ。
補足・まとめ・雑感
冬は意識的に水分を摂らないと不足しがちになります。
水分不足を補い、かつ、冷えを解消するには、入浴前に飲んだり、朝1番に飲んで身体をのがオススメです。
冬の場合は常温だと温度が低すぎて胃腸を冷やすことのなるので、体温以上の温度で飲むことがポイントですよ♪
(関連記事:寒い冬においしい飲み物【高カロリー】)
(関連記事:冬太りを解消する飲み物・8選【ダイエット】)
<スポンサーリンク>
