北朝鮮のミサイルは凄いの?【種類・特徴・飛行距離・破壊力】

ミサイル 威力

「北朝鮮のミサイルってどれくらいの威力があるの?」

sakuraです。

ここ最近、北朝鮮のミサイル発射に関するニュースが多いですね。

一般国民としては北のミサイルには実際にどの程度の威力(破壊力)があるのかが非常に気になります。

そこで、今回の記事では、北朝鮮のミサイルの種類・特徴・飛行距離・破壊力について調べたことをまとめてみました。

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北朝鮮のミサイルの種類一覧

北朝鮮が保有するミサイルとには以下のような種類があります。(wiki調べ)

・多連装ロケット砲
・地対地ミサイル
・対戦車ミサイル
・地対空ミサイル
・携帯式地対空ミサイル
・地対艦ミサイル
・弾道ミサイル

「北朝鮮ミサイル発射」というニュースが流れた時のミサイルは、「弾道ミサイル」を指しています。

弾道ミサイルとは?

弾道ミサイルというのは、放物線を描いて飛翔するのが特徴の、ロケットエンジンで推進するミサイルのことです。

つまり、推進力はロケットエンジンなので、宇宙ロケットと弾道ミサイルは構造がほぼ同じということになります。

構造が似ているので、情報が公開されていない飛翔体(ひしょうたい)については、弾道ミサイルなのかロケットなのかを外部から判断するのは非常に難しいそうです。

なので、ミサイル発射を非難しても「あれは人口衛星である」という返答が帰ってくるんですね……。

最近は、北朝鮮のミサイルが頻繁に発射され、落下していますが、日本の本土付近か、日本の上空を通過して日本の周辺の海(日本海・太平洋)に落下しています。

日本としては全く他人事でも対岸の火事でもなく、いつでもミサイル被害の当事者になる可能性が高いですね。

弾道ミサイルの種類

日本をターゲットにしたかのように撃ち込まれている弾道ミサイルですが、その種類は主に以下のようなものがあります。

・スカッド
・ノドン
・テポドン
・ムスダン
・精密誘導ミサイル
・火星12(KN-17)
・火星14(大陸間弾道ミサイル/ICBM)

最近だと、2017年5月29日に発射されたのが「精密誘導ミサイル」で、2017年7月4日に発射されたのが「火星14」です。

「火星14」というのは大陸間弾道ミサイル(ICBM)で、有効射程が超長距離なのが特徴となっています。

具体的な例を挙げると「北アメリカ大陸~ユーラシア大陸」など、大洋に隔てられた大陸間を飛ぶことが可能なミサイルですね。

5,500km以上の飛距離があるものが「大陸間弾道ミサイル」と定義されています。

北朝鮮の弾道ミサイル【種類】

北朝鮮の保有する弾道ミサイルに以下のような種類があります。

スカッド

【スカッドミサイルとは】

・元々はソビエトが開発したR-11弾道ミサイルと、その改良型の地対地ミサイルのこと
・これらを各国で改良したものも含めて、総称で「スカッド」ミサイルと呼ばれる

スカッドは英語でscudと表記し、「ちぎれ雲」「風に流される雲」という意味があります。

【北朝鮮のスカッドミサイルの種類】

・スカッドB
・ファソン5
・ファソン6
・スカッドPIP
・スカッドER

 

ノドン

【ノドンとは】

北朝鮮が開発した準中距離弾道ミサイル

【北朝鮮のノドンの種類】

・ノドン1号
・ノドン2号
・進歩型ノドン

 

テポドン

【テポドンとは】

・テストベッド用の弾道ミサイルのプロトタイプ
・射程の点から準中距離弾道ミサイル (MRBM)と分析されている

【北朝鮮のテポドンの種類】

・テポドン1号
・テポドン2号

 

ムスダン

【ムスダンとは】

北朝鮮が開発した中距離弾道ミサイル(IRBM)

 

精密誘導型短距離弾道ミサイル

【精密誘導型短距離弾道ミサイルとは】

北朝鮮が開発した新型の誘導ミサイル

2017年5月29日に発射されています。

 

火星12

【火星12とは】

北朝鮮が開発した中距離弾道ミサイル(IRBM)

 

火星14

【火星14とは】

北朝鮮が開発した大陸間弾道ミサイル(ICBM)

2017年7月4日に発射され、933kmの飛行が確認されています。

 

北朝鮮の弾道ミサイルの特徴【分類・飛行距離】

過去に日本周辺(日本に向けて、あるいは、日本を通過して)に発射された弾道ミサイルの飛行距離は以下の通りです。

ノドン1号

【分類】

準中距離弾道ミサイル

【飛距離】

射程1,000~3,000km程度

1993年に北朝鮮が行ったミサイル発射実験で使用されたのがノドン1号です。

日本海に向けて発射され、着弾地点は能登半島北方350km付近、あるいは、太平洋上の可能性もあると言われています。

 

テポドン1号

【分類】

中距離弾道ミサイル

【飛距離】

射程が2,000km程度

1998年に北朝鮮が行ったミサイル発射実験で使用されたのがテポドン1号(白頭山1号)です。

日本海に向けて発射され、津軽海峡付近から日本列島を超えるコースを飛行し、第1弾は日本海に、第2弾は太平洋に落下しました。

 

テポドン2号

【分類】

大陸間弾道ミサイル

【飛距離】

射程が4,000km~6,700km

1998年に北朝鮮が行ったミサイル発射実験で使用されたうちの1つがテポドン2号です。

日本海に向けて、スカッド・ノドン・テポドン2号の計7発のミサイルが発射されました。

発射から数分後~数十分後に全てのミサイルが日本海に着弾したのが記録されています。

 

火星14

【分類】

大陸間弾道ミサイル(ICBM)

【飛距離】

射程が5,000km~10,000km

2017年7月4日に発射されたミサイルです。

2回目の発射では、高度3724.9km、水平距離998kmを47分12秒間飛行したことが確認されています。

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北朝鮮の弾道ミサイル【破壊力(威力)】

核兵器の爆発の威力はkt(キロトン)・Mt(メガトン)で表し、1Mt=1000ktです。

北朝鮮の保有する弾道ミサイルが搭載できる核弾頭は最大で50ktと言われています。

ちなみに、ロシアは最大で20Mt(20000kt)、アメリカは1.2Mt(1200kt)だそうです。

それらと比較すると50ktという数値は非常に小さく、搭載能力が低いように思えます。

しかし、広島に落とされた原子爆弾は12~18ktで、長崎は18~23ktです。

それを考えると、最大50ktの搭載能力でも、広島・長崎の2~3倍の威力があることになるので
決して侮れませんね。

北朝鮮の保有する弾道ミサイルに核が搭載された場合には、それに伴う被害も広島・長崎での悲劇よりも大きなものになることが想像出来ます。

ウラン搭載型の場合

ウラン搭載型はいわゆる広島型爆弾ですね。

実際に広島に落ちた核爆弾の威力は以下のようなものだったようです。

■広島原爆は800gのU-235が使用された。
■広島市島病院(原爆ドーム近く)の上空580mで爆発(1945.8/6 8:15)
■TNT(トリニトロトルエン)換算15Kt
■爆破点の気圧:数十万気圧
■爆風:280m/sec。30sec後、半径11km迄届いた。
■そこから反動で逆風が中心に戻されキノコ雲が形成された。
■爆心点温度:数百万度
■地上熱量(平方センチ):爆心:100カロリー、3.5km地点1.8カロリー
■熱傷範囲:爆心~3.5km地点(無遮蔽)
■致命的熱傷:爆心~1.2km地点(無遮蔽)
■直接放射能被曝:爆心~2km地点
■死亡者数:14万人(1945.12月迄)
■主な死因:爆風、熱線、放射線(ガンマ線、中性子等)
■建物崩壊:爆心~2km地点(壊滅)
■生存者:爆心~0.5km地点内で78名の生存者が確認された。
■生存者の目撃証言:爆心地の太田川の水が天に上昇していた。
★世界の放射線被爆地調査ISBN4-06-257359-8より引用

(↑引用出典:Yahoo知恵袋)

 

死者14万人で、死因は主に「爆風・熱線・放射線(ガンマ線、中性子等)」によるものです。

・爆風⇒半径11km
・建物崩壊⇒爆心~2km
・直接放射能被曝⇒爆心~2km
・致命的熱傷(無遮蔽地帯)⇒爆心~2km
・熱傷(無遮蔽地帯)⇒爆心~3.5km

落下地点(爆心地)から半径2kmはほぼ壊滅ということになりそうですね。

約20ktのの原子爆弾の爆風・熱線・放射線による影響の範囲が上記のような圏内ということなので、50ktが搭載された場合には、この2倍以上の被害が発生することが予測できます。

 

プルトニウム搭載型の場合

プルトニウム搭載型はいわゆる長崎型爆弾ですね。

実際に長崎にに落ちた核爆弾の威力は以下のようなものだったようです。

・爆発威力:22kt
・死亡者数:約7.4万人

長崎原爆資料館で公開されている被害データによると、広島よりも威力の大きい原爆であるのに被害者数が長崎の方が少ないです。

これは、山に囲まれた地形により、爆風・熱風が遮られたことが大きいと言われています。

爆風・熱線・放射線による人的被害・物的被害の範囲(爆心からの圏内)は、広島とほぼ同様です。

(参考⇒長崎原爆資料館HP/原爆による被害)

 

北朝鮮の弾道ミサイルに50ktの核兵器が搭載されて日本が攻撃された場合には、広島・長崎以上の被害が出ることになります。

補足・まとめ・雑感

北朝鮮が弾道ミサイルを発射する場合は、現在のところは単なるミサイル実験や威嚇ということです。

しかし、実験だとしても事前の通告も無しに行われることが多いので、日本国民としては落ち着きませんよね。

実験や威嚇の段階を飛び越えていきなり攻撃されて戦争になった時には、「為す術もない」というのが現状のような気もします。

とりあえず個人レベルで出来る備え(水・食料品・医薬品の確保)はしておきたいものですね。

(関連記事:8/29北朝鮮ミサイル発射のまとめ)

 

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