
「ブッシュドノエルってどうしてクリスマスケーキの定番なの?」
sakuraです。
クリスマスケーキというと、日本だとイチゴを使ったデコレーションケーキが定番ですが、ブッシュドノエルも人気がありますよね。
でも、なぜ、ブッシュドノエルをクリスマスに食べるのかずっと疑問に思っていました。
そこで今回の記事では、ブッシュドノエルの由来・起源を調べてみましたよ。
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***もくじ***
ブッシュドノエルとは
ブッシュドノエル(ビッシュドノエル)は、木の形をしたフランス発祥のケーキで、フランス語で「Buche de Noel」表記されます。
フランス語で「ノエル(noel)」が「クリスマス」で、「ビッシュ(buche)」が「木・丸太」なので、「ビッシュ・ド・ノエル(Buch de Noel)」で「クリスマスの薪」、あるいは、「クリスマスの切り株」という意味です。
ロールケーキの表面をココアクリームでコーティングし、フォークで波線をつけて樹皮をかたどり、枝を模したチョコや、雪をイメージするシュガーパウダーなのでデコレーションされるのが基本の形となっています。
クリスマスにブッシュドノエルが定番の意味は?
ブッシュドノエルが丸太型で作られるようになったのは、以下のような由来や起源があるからだという説があります。
1・キリスト生誕時に暖炉で薪を燃やしたから
2・クリスマスに薪を暖炉で燃やすのや祝福の象徴だから
3・プレゼントを買えない貧しい青年が恋人に薪をプレゼントしたから
1の理由が非常にわかりやすいですね。wikipediaにも書いてあるように、「キリスト生誕を祝い、救世主である幼子イエスを暖めて守るために、暖炉で夜通し薪を燃やした」という話に由来しているそうです。だから、お祝いのケーキの形が薪の形になっていると言うのは非常に説得力があります。
2の理由も納得出来ますね。クリスマスのミサに家族で出た後に、薪をくべた暖炉で温まり、家族で仲良く食事をとりクリスマスを祝います。この時に燃やす薪をイメージして作られたという説も、ケーキが薪の形である理由として一理あります。
3の理由は出典は忘れましたがどこかで読んだことがあります。真偽は定かではないですが、一応こういう説もあるそうですよ。お菓子屋さんがケーキを売るためのストーリーとして流布したものかもしれません。
どれが本当の由来にせよ、クリスマスには「薪」が深い関係があることが起源になっているようです。
ちなみに、薪を燃やした後に残る灰には「厄除け・魔除け」「繁栄」等の意味があると言われていますよ。北欧の方ではクリスマスから12日間は暖炉で薪を燃やし続けて、ハーブをいぶり煙を出すことで魔除けをし、灰で厄除けをするという習慣が今でも残っているそうです。
そういった意味でも「クリスマス」と「薪」は、切っても切り離せないものなのかもしれません。
各国のクリスマスの定番スイーツ
ブッシュドノエルはフランスのお菓子なので、クリスマスにブッシュドノエルを食べる習慣があるのは、主にフランスだそうです。
イギリスだとクリスマスプディングやミンスパイ、ドイツだとシュトーレン、アメリカだとペパーミントバーク・シュガークッキー・ジンジャーマンクッキーなどが定番のスイーツですね。
日本の場合は、各国の習慣をこだわりなくすべて取り入れている感じがあります(笑)
クリスマスには、シュトーレンやクリスマスクッキーも用意し、さらに、ブッシュドノエルもクリスマスプディングも揃えて、クリスマスの食卓を彩るご家庭も多いですよね。
お店でもクリスマス料理やクリスマスのお菓子がフルラインナップで販売されているので、我が家でもとりあえず目ぼしいものを一通り揃えて、クリスマスっぽい感じに仕上げています。
日本だとキリスト教徒の人は少なく、異文化をパーティー感覚で楽しむ日として認識されているので、特にこだわりはない人の方が多いですよね。
私もクリスマスのスイーツに特にこだわりはないですが、クリスマスシーズンにしか販売されない美味しいお菓子が沢山あるので、とても好きなイベントの1つだったりします。
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家での簡単な作り方・レシピ
クックパッド
ブッシュドノエルの簡易レシピは、やはりCOOKPADが便利ですね。
フライパンでロールケーキを簡単に作れるレシピを使えば、オーブンなしで完成出来るので時短に役立ちます。
キットでの作成
通販で手作りでのキットが販売されています。
最初からロールケーキが完成されたものと、飾りやトッピングがセットになったものなので、自分でデコレーションすればあっという間に出来上がりますよ。
ココアスポンジから作りたい場合には、cuocaなどのスポンジケーキキットを購入すると計量の手間が省けます。
スイスロールでの作成
出来るだけ安く、出来るだけ簡単に作りたい場合には、ヤマザキのスイスロールを購入すると便利です。
ホイップクリームやバタークリームでのデコレーションのみをすれば良いので、ワンコイン(500円)以下で出来ますよ。
でも、ブッシュドノエルの1番の難関はデコレーションだと言われています。
切り株風のデコレーションが上手に出来る自信がない場合には、市販のものを買ってしまう人も多いみたいですね。
私も、一時期は自作していたときもありますが、ここ数年は、ネット通販で購入しています。
見た目も可愛くて豪華だし、自分で作るよりも遥かに美味しいケーキが食べられるので良いですよね。
通販の人気ランキング
お取り寄せで人気なのは以下のものです。
アレルギー対応のブッシュドノエル
<タカキヘルスケアフーズ>
⇒http://www.takaki-healthcare.co.jp/
アレルギー対応のケーキの専門店です。アンデルセングループのヘルスケアフードの通販サイトなので安心感がありますね。もちろん、ビッシュドノエル以外にもクリスマスケーキの種類が沢山揃っていて選びやすいですよ。パーティー用のお菓子や、普段の食卓用のパンも販売しているのでアレルギーのある方に便利なサイトです。
大人向けのブッシュドノエル
<ピエールマルコリーニ>
⇒http://www.pierremarcolini.jp/
「ブッシュ ドゥ ピエール」は甘さ控えめの大人テイストです。シンプルで上質なチョコケーキは、毎年すぐに売り切れてしまうそうですよ。
だいたい、どの通販サイトでもクリスマス用のケーキは、10~11月頃から予約出来るところが多いです。
人気商品は完売するのも早いので、予約する場合には余裕を持って早めにするのがオススメですよ。
補足・まとめ・雑感
ブッシュドノエル(Buche de Noel)は、フランス発祥のケーキで、「クリスマスの薪」という意味でした。
「キリスト誕生時に暖炉で薪を燃やしたことに由来する」というのが一応の通説のようですね。
ビッシュドノエルをクリスマスのスイーツとしているのは主にフランスですが、日本でも割と人気のあるクリスマスケーキです。
特に見た目の可愛らしさから子供受けが抜群ですよね。
通販だとアレルギー対応した素材で作っているものが多いので安心して選べますよ。
(関連記事:ブッシュドノエルの通販【おすすめ】)
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