「マシュマロとギモーヴってどう違うの?」
sakuraです。
最近、ギモーヴが人気ですよね。キューブ型でカラフルでキュートな見た目のあのお菓子です。マシュマロとして紹介されることもあるので、「ギモーブはマシュマロの高級版かな?」という程度にしか思ってませんでしたが、実は「作り方・味・食感」等に大きな違いがあるんだそうですよ。可愛いのでプチギフトや手土産で頂く機会も増えそうなので、両者の違いをきちんと調べてみましたよ。ざっくりと比較してみたので、良かったら読んでみて下さいね。記事後半にトリビア的なネタもあります♪
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作り方の違い
マシュマロとギモーブの違いは作り方にあるようです。
・「マシュマロ」…メレンゲにシロップ・香料を加えてゼラチンで固めたもの
・「ギモーヴ」…フルーツピューレにゼラチンを加えて固めたもの
どちらもゼラチンで固めるのは同じですが、マシュマロはメレンゲを使っていて、ギモーブは使わないのが最大の違いだったんですね!
ただ、ギモーヴに関してですが、「ピューレとゼラチンだけだと泡立ちを良くするのがなかなか大変だ」そうで、メレンゲを入れて作っているお店もあるようですよ。商品を買ったら、原材料に「卵白」の記載があるかどうかをチェックしてみると良いですね。
味の違い
味ははっきりと違いますよね。
・「マシュマロ」…優しい甘さ
・「ギモーヴ」…酸味があってジューシー&フルーティー
マシュマロもギモーブも作るメーカーさんや、フレーバーによって微妙な個性の差はあるものの、基本的には、上記のように、フルーツ果汁を使用しているギモーヴの方が爽やかな風味に仕上がっていますよ。
食感の違い
食感もそれぞれの主観によって変わるとは思いますが、明らかに固さは違いますよね。
・「マシュマロ」…ふんわり&もっちり&弾力性
・「ギモーヴ」…ふんわり&やわらか&ムニュムニュ
ギモーブはメレンゲを使用していないので、マシュマロよりも大分柔らかいです。私が初めてギモーヴを食べた時は、「モキュッ」「フニュッ」「パヒュッ」というような歯触りを感じましたよ。ちょっとわかり難い表現かな(笑) 上手く表現出来ませんが、これまでに体験したことのない「不思議食感」でなかなか面白かった記憶があります。
口溶けの違い
両者ともまろやかな口溶けですが、溶けていくスピードが全く違いますよね。
・「マシュマロ」…ゆっくりなめらか
・「ギモーヴ」…シュワ~・ジュワ~
どちらも口当りが良くて滑らかだけど、ギモーヴは口のなかで瞬時に溶けて風味が広がっていく感じです。
名前の違い(由来)
マシュマロもギモーブもどちらも同じ植物(日本名:ウスベニタチアオイ/薄紅立葵)を指す言葉なので語源(由来)は全く同じだそうです。
【ウスベニタチアオイ】
・英語名…common marshmallow
・フランス語名…guimauve officinale
つまり、日本では「ウスベニタチアオイ」と呼ばれている植物は、「英語でマシュマロ、フランス語でギモーヴ」と呼ばれているので、元々は同じものを指しているということですね。
この植物の根から取れるデンプンを利用して作られていたので、語源になったそうですが、現在では、マシュマロもギモーブもタチアオイの根のデンプンではなく、ゼラチンを使用しているので、語源と実態が違う状況になっています。名前だけ残った状態ですね。
ちなみに、タチアオイという植物はハーブの一種で古代ではのどの薬として使われていたそうですよ。現在ではハーブティの成分になっていますね。粘膜保護作用や抗炎作用があるようです。
i以上、トリビア披露でした♪
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通販で買えるギモーヴ
東京都内だとギモーヴを取り扱っている専門店や有名店もいくつかある(「セバスチャンブイエ」「ピエールマルコリーニ」「ガトー・ド・ボワイヤージュ」etc)ようですが、ネット通販をしているところまだ少ない感じですよ。
通販で買えるところで1番有名なのが、ブールミッシュ(BOUL’ MISH)のギモーヴです。
⇒ブールミッシュ
初めてギモーヴを試してみるのであれば、やはりブールミッシュがイチオシかな。有名パティシエの吉田菊次郎さんが創業者なので、安心感がありますし、実際にとてもフルーティで美味しいですよ。
お値段もお手頃だし、パッケージも可愛いので女性へのギフトに喜ばれます♪
補足・まとめ・雑感
いかがでしたでしょうか?
マシュマロもギモーヴも、元々の語源はどちらも同じく「ウスベニタチアオイ」という植物名であり、「作り方・味・食感」が違うということでした。ギモーヴはフランスの菓子技術や美的感覚の中で進化し今の形になったということだと理解していますよ。(違ったらゴメンナサイ……) ちなみに、マシュマロも専門店のものは、とてもオシャレで凝っていて素敵なものも多いです。
最近の人気からもわかるように、ギモーブはカラフルで繊細でキュートなので、女子ウケがものすごく良いですよね。もちろん「若い女子」に限らず、「昔のお姉さま方」も含めて女性全般へのギフトに向いてますよ!女性は年齢にかかわらず皆、可愛いもの・綺麗なもの・美しいものが大好きなので、ホワイトデーのお返しやちょっとしたお礼等に使うと喜ばれそうですね。
(関連記事:ホワイトデーお返しマシュマロの人気商品)
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